このページでは、CFP試験の試験日や受験資格、合格ラインなどを紹介します。
もくじ
CFP試験の概要
CFP試験は、日本FP協会が実施しています。
試験日 | 6月・11月(年2回) |
---|---|
受験資格 | ・AFP認定者 ・大学院で所定の単位取得 (いずれかでOK) |
試験時間 | 120分(1科目) |
出題形式 | マークシート 4択問題:50問 |
配点 | 1問2点(100点満点) |
合格ライン | 試験回によって異なる |
合格率 | 科目によって異なる |
全部で6科目あり、それぞれの試験は独立して申し込み・合格することができます。
一度合格した科目の有効期限はありませんが、AFPの資格を更新しなかった場合は失効します。
最終的に全6科目に合格すれば、CFP試験に合格したことになります。
このため、
- 全6科目を一括受験
→即合格をねらう - 年に3科目ずつ受験
→2年で合格をねらう - 年に1科目ずつ受験
→6年で合格をねらう
といったように、いろんなパターンでチャレンジすることができます。
受験料(同時受験で割引あり)
2科目以上同時に受験すると割引があり、同時受験科目数が多いほど割引率も高くなります。
科目数 | 受験料(税込) | 割引 |
---|---|---|
1科目 | 5,400円 | ー |
2科目 | 9,720円 | 1,080円 |
3科目 | 14,040円 | 2,160円 |
4科目 | 18,360円 | 3,240円 |
5科目 | 22,680円 | 4,320円 |
6科目 | 27,000円 | 5,400円 |
合格ラインと合格率
CFP試験以外のFP試験は、6割取れればOKという明確な合格ラインがあります。
しかし、CFP試験については、
- 合格発表日まで合格ラインが不明
- 試験回や科目で合格ラインが違う
という扱いになってます。
合格率も科目によって異なりますが、1科目単独受験の場合、どの科目も30〜40%程度です。
1科目のみなら、そこまで低い合格率ではありませんね。
過去の合格率と合格ラインについては、当サイト内の別ページで紹介しています。
試験日や合格発表日
2018年度
試験回 | 試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
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第1回 | 2018年6月10日 (金融/不動産/ライフ) |
郵送:2018年4月5日〜4月18日 ネット:2018年4月5日〜5月7日 |
2018年7月18日 |
2018年6月17日 (リスク/タックス/相続) |
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第2回 | 2018年11月11日 (金融/不動産/ライフ) |
郵送:2018年9月5日〜9月19日 ネット:2018年9月5日〜10月4日 |
2018年12月19日 |
2018年11月18日 (リスク/タックス/相続) |
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表が切れていたらスクロールできます |
2019年度
試験回 | 試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
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第1回 | 2019年6月9日 (金融/不動産/ライフ) |
郵送:2018年4月3日〜4月16日 ネット:2018年4月3日〜5月8日 |
2019年7月17日 |
2019年6月16日 (リスク/タックス/相続) |
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第2回 | 2019年11月10日 | 郵送:2019年9月4日〜9月18日 ネット:2019年9月4日〜10月3日 |
2019年12月17日 |
2019年11月17日 | |||
表が切れていたらスクロールできます |
試験当日の時間割
科目 | 試験時間 | |
---|---|---|
1日目 各120分 |
金融 | 9:30〜11:30 |
不動産 | 12:30〜14:30 | |
ライフ | 15:30〜17:30 | |
2日目 各120分 |
リスク | 9:30〜11:30 |
タックス | 12:30〜14:30 | |
相続 | 15:30〜17:30 |
法令基準日
試験月 | 法令基準日 |
---|---|
6月(第1回) | 同年の1月1日 |
11月(第2回) | 同年の4月1日 |
古いテキストや問題集は、法令基準日前の内容になってる場合があるので気をつけましょう。
受験会場は16地区
CFP試験は次の16地区で実施されます。
なお、受験会場は日本FP協会のサイトで、試験申込み開始時に公表されます。
CFP認定者の実務経験は意外と幅広かった
CFP試験の6科目に合格しても、イコールCFP認定者にはなりません。
CFP認定者になるには、4つの条件を満たす必要があります。
- CFP試験に6科目合格
- CFPエントリー研修の受講・修了
- 3年以上の実務経験
- 試験合格後5年以内に登録申請
実務経験があるならダメか…と思うかもしれませんが、実務経験に該当するものはけっこうたくさんあります。
FP協会のサイトで、実務経験の具体例が紹介されてますが、これはあくまで一例です。
当サイト管理人は元公務員の現CFP認定者ですが、公務員時代の生活保護業務も実務経験にカウントしてもらえました。
ファイナンシャルプランニングに全く当てはまらない業務はさすがにNGですが、わりと幅広く解釈してもらえるようですね。