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もくじ
FP2級試験の概要
学科 | 実技 | |
---|---|---|
試験日 | 5月・9月・1月 学科&実技の同日受験可 |
|
出題形式 | マークシート | 記述式 |
受験料 | 4,200円 | 4,500円 |
問題数 | 60問 | FP協会:40問 きんざい:15問 |
FP2級試験は、次の2つの団体が実施しています。
- 日本FP協会
- きんざい(金融財政事情研究会)
学科試験の問題はどちらも同じですが、実技試験の問題が違います。
どちらで受験しても得られる資格はまったく同じです。
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受験資格
FP2級の受験資格は次のとおりです。
- FP3級試験合格
- AFP認定研修終了
- 2年以上のFP実務経験
- 金融渉外技能審査3級合格
オーソドックスなのは、FP3級合格後、FP2級にチャレンジするというパターンですね。
ちなみに「AFP認定研修」は誰でも受講できるので、AFP認定研修を修了して、FP3級をすっとばしていきなりFP2級を受けることが可能です。
この場合、最短4ヶ月でFP2級にいきなり合格可能です。詳しくは別のページで解説してます。
- 関連記事>>>FP2級をいきなり受ける方法
試験日や合格発表日
FP2級試験は、年に3回(5月・9月・1月)に実施されます。
試験回 | 試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|---|
2019年度 第1回 |
2019年5月26日(日) | 2018年3月12日~4月2日 | 2019年7月3日 |
2019年度 第2回 |
2019年9月8日(日) | 2018年7月4日~7月23日 | 2019年10月21日 |
2019年度 第3回 |
2020年1月26日(日) | 2018年11月13日~12月3日 | 2020年3月6日 |
表が切れていたらスクロールできます |
法令基準日
税制や社会保険制度など、法令は改正されることがあります。
FP試験では、「この時点の法令に基づいて解いてね」と指定されており、これを法令基準日といいます。
試験月 | 法令基準日 |
---|---|
5月 | 前年の10月1日 |
9月 | 同年の4月1日 |
1月 | 前年の10月1日 |
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FP2級の学科試験→FP協会・きんざい共通
出題形式 | マークシート 60問:4択問題 |
---|---|
試験時間 | 120分 |
配点 | 1問1点(60点満点) |
合格ライン | 60問中36問正解 (6割でクリア) |
合格率 (2019年1月) |
FP協会:48.26% きんざい:31.11% |
他の受験生の得点に関係なく、6割取れたら合格です。
理由は、単純にFP協会の受験者のほうがよく勉強しているからです。
きんざいの場合、会社の団体申込も多く、取りあえず受験するという方も多いようです。
FP協会の学科試験のほうが簡単というわけじゃないので、きちんと勉強しておきましょう。
FP2級の実技試験は5科目
実技試験は、FP協会ときんざいで内容が異なり、具体的には5科目あります。
- FP協会:資産設計提案
- きんざい:個人資産相談
生保顧客資産相談
中小事業主資産相談
損保顧客資産相談
FP協会の実技試験は1科目
出題科目 | 資産設計提案業務 |
---|---|
出題形式 | 記述式(択一式アリ) 40問 |
試験時間 | 90分 |
配点 | 非公表 |
合格ライン | 100点中60点以上 (6割でクリア) |
合格率 (2019年1月) |
50.31% |
記述式ではありますが、択一式問題も多くあり、いわゆる論述式の問題は一切出ません。
配点は不明で、試験の結果通知書でも総合得点しか分からないようになってます。
きんざいの実技試験は4科目
出題科目 | 個人資産相談業務(5月、9月、1月) 生保顧客資産相談業務(5月、9月、1月) 中小事業主資産相談業務(9月、1月) 損保顧客資産相談業務(9月) |
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出題形式 | 記述式(択一式アリ) 15問 |
試験時間 | 90分 |
配点 | 非公表 |
合格ライン | 50点満点で30点以上 (6割が合格ライン) |
合格率 (2019年1月) |
個人資産:36.93% 中小事業:33.98% 生保顧客:40.06% 損保顧客:50.00% |
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きんざいの実技試験は、4種類の科目から1科目を選択して受験します。科目によって試験の実施回数が違うのも特徴です。
また、FP協会と同じく論述式の問題は出ません。
合格率に差があるので、団体受験や会社から「きんざいのこの科目で受けてね」という指定がなければ、FP協会で受験するほうが合格しやすいかと思います。